専門の病院で治療すれば完治できる|うつ病対策に効果的

うつ病は時間をかけてゆっくり治す
このエントリーをはてなブックマークに追加

うつからの回復

悩む男性

重度のうつ病患者は、自殺を考えてしまうことも珍しくありません。こうした問題を予防するためには適切な休息をとるようにしましょう。うつ病を治療するために利用できる病院は精神科や心療内科が存在しています。長く通院することを考えて、できるだけ通いやすい場所にある病院を選ぶと良いでしょう。

多くの人に身近な気分障害

看護師

人がうつ病を発症する原因は多様に存在しています。精神的ストレスだけでなく身体のバランスを崩すことからうつ病になるケースも存在しているのです。うつ病治療を医師と共に行えば回復までのきちんとした情報が手に入ります。悪化を防ぐためにも必ず病院で治療を受けましょう。

メンタルヘルスを保つ

医師とナース

抗うつ薬の概要

うつ病の治療には多くの方法がありますが、精神科や心療内科では投薬による治療が一般的です。代表的なものが抗うつ薬で、他に抗不安薬・気分安定薬・睡眠薬なども併用されます。うつ病の原因は、感情をコントロールするセロトニンやノルアドレナリンなどの脳内物質が減少するためと言われています。抗うつ薬は、これらの脳内物質の働きを強化して、不安を解消し意欲をかきたてる作用があります。現在使われている抗うつ薬には、大きく分けて5種類あります。SSRIはセロトニンの再取り込みを阻害し、脳内の分泌量を調節します。またSNRIはセロトニンとノルアドレナリンの両方に作用します。いずれも特定の脳内物質だけに影響を及ぼすため、副作用が比較的少ないとされ、現在の主流になっています。NaSSAは作用機序の異なる薬で、値段は高めですが効き目が早いのが特徴です。三環系は従来からある薬で、セロトニンとノルアドレナリンの再取り込みを阻害します。値段は安いが副作用がよく見られます。四環系は三環系を改良した薬です。多くの場合、うつ病の薬は複数を組み合わせて治療します。投薬量は医師の診断で慎重に決める必要があります。うつ病には急性期と回復期があり、病状を見極めることが大切です。回復期には少しずつ意欲が出てくる反面、突発的に自殺したりすることもあるため、特に気をつけなければなりません。抗うつ薬を自分の判断でやめてしまうと、症状が重くなったり再発したりすることがあるので注意してください。

認知行動療法など

うつ病の治療には、薬さえ飲んでいれば良いというわけではありません。しっかりと休養を取ることも大切です。うつ病は責任感の強い人ほどかかりやすいとされており、早く治して職場に復帰したいと焦ることが多くなります。しかし焦れば焦るほど回復しにくくなる恐れがあります。休むべきときは休み、ストレスを解消することで、投薬治療の効果を高められるというメリットがあります。よく眠れないときは睡眠薬を利用するのも一つの方法です。投薬治療のほかに、認知行動療法などの心理療法が用いられることもあります。熟練したカウンセラーと話し合い、うつ病になりやすい性格から改善していく方法です。本人に変わろうとする意欲があれば、再発を防ぐこともできると言われています。また数は多くありませんが、電気刺激療法・磁気刺激療法・光療法などを受けられる病院もあります。電気刺激療法は全身麻酔をした上で、脳を直接電気で刺激します。重度のうつ病に効果的ですが、副作用の危険も大きいと言われています。磁気刺激療法は前頭前野に磁気を照射する方法で、大きな副作用はほとんどありません。光療法は日光浴の代わりに強い光を浴び、昼夜の生活リズムを整えます。季節性うつ病の改善効果があるとされています。いずれにしてもうつ病は再発の可能性があり、焦って治そうとしても良いことはありません。じっくりと治療に取り組む覚悟が必要です。またうつ病と診断されたら、人生に関わる重大な決断は先延ばしにしたほうが良いでしょう。

うつを克服するための知識

カウンセリング

うつ病には双極性障害と呼ばれる種類が存在しています。双極性障害では躁うつ状態が現れますので、治療するときは医師に症状を伝えるようにしましょう。うつ病の症状を緩和したい場合、患者さん自身が生活を見直してみると良いでしょう。